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休日ネットサーフィン:「ユーロ危機、アメロ、そして日本経済は?」

「虚空と君のあいだに」より転載http://www.mkmogura.com/blog/2012/02/07/1047


まず、ユーロ安=欧州崩壊というのは、単純には、ありえない。

今、この社会で困ってる状況を作っているのは、「ドルという膨らませすぎた風船」=基軸通貨が基本であるからね。

 

この世界全体という社会全体において、「ユーロという風船は割れる状況はありえるのか?」と考えた場合、「あるよ」という答えになるのは、間違いない。

しかし、「ユーロ自体は別に今のドルに比べて大量に風船を膨らませたわけではない」ということ。

 

その意味でユーロ危機というものはたいしたことない。

「ユーロ単体」という風船だけで見ることができるのならね。

 

しかし、重要なこととして、ユーロという風船の目的、CO2詐欺、炭素本位制の通貨という次世代の基軸通貨モデルとしての将来性は、すでに崩れたと言ってもいいだろう。

311以降のその議定書を出した議長国が、掌を返したという笑える行為と、アメリカというジャイアンの完全拒否の方針によってね。

その意味で、ユーロという風船の意義自体が失われ、割れやすい状況にはなっている。

 

そして、ドルとユーロを区分けして見てていいのかは疑問が残る。

 

これは、膨らませすぎたドルからなのか、割れやすくなったユーロなのか、それともロックフェラー系のアメリカの新聞WSJの予告どおり、貿易赤字に転落した日本の終焉からなのか。

誘爆したら同じだからだ。

きっかけ、発端は重要ではない。

そして今のままでは、全部連鎖すると自分は思っている。

 

一見、矛盾しているように聞こえるが、ドルという風船が割れること、ドル崩壊をアメリカという国は望んではない。しかし、もう、この膨らませすぎたたくさんの風船は「割る以外での解決の方法はない」ということでもある。資本主義と同じように。

 

割りたくないけど、割るしかない。

チャラにするしかない。

それ以上を理解する上で大事なのは、所詮は、「風船=信用であるということ」。


つまり、株式でいうなら風船の対価で、企業という実物をユダヤ様が買い占めるように、TPPなどのように実際の物質的な支配を強化していくという方針になるわけね。

その前か後になるかはわからないが、国どおしで、この風船を押し付けるゲーム、国と国とが債権回収をするという「戦争」という風船のお決まりのゲームがあるのは間違いないわけだけどね。

 

ただ、アメリカが、「欧州に何を望んでいるか?」を考えのは必要である。

ここは皆、あまり明確な答えを意識できずにいるところじゃないかな?

 

欧州がやれることは、なんなのか?ってのもある。

今のユーロ危機の演出という意味の理由を考えるなら、アメリカはドルを連鎖して割りたくない、でも割るしかない以上「生まれ変わったドルになっても基軸通貨でいさせてね」という、どこかの演歌にありそうなメッセージを欧州に送っているだけである。

 

 

さて、今年何が起きるかの話をしよう。

 

ドルの風船が割れる、アメリカ自ら「割りたい」というか、作り変えるのだろう。

つまり新通貨発行は今年の秋9月かもと、自分は思っている。

その根拠として、「基軸通貨を維持したい」というのは、アメロ発行の直前アナウンスとも言えそうな種類のものの行為でもあるからね。

 

そして、もちろん現物支配の強化は並列させるので、その意味からも石油支配を強化させるためにイランと戦争は回避できないんじゃないかな?

イランは、反CIAでやっていけた戦争させにくい部類の国なんだけど。

 

ただ、アメリカの新通貨発行には含みもあると自分は思っている。

「アメロをユーロ圏で強制させる」という、本当の意味での基軸通貨、ロスチャ欧州への完全反逆という行為、この可能性もあるからだ。

もし、これにつながるような事態へとなるのなら、今年ではなく数年後に新通貨発行、そして今年は予想以上の大規模な戦争に繋がる年になる。

 

中国で原発を作るGS、この発電所にはスマートグリットの延長、超長距離の時差発電という進歩主義の産物であり、「中国の原発と欧州を繋ぐという構想がある以上、原子力の大惨事はロス茶はしたくない」と以前、説明した。【20091031】

 

それなのに、311というものが起きて、世界中の原子力政策を転進させた。

 

311はそれほどの反逆であるわけね。

原子力利権のロスチャに対して、石油屋ロックフェラーの。だから、そのアメロで欧州支配、その可能性もなくはない。

 

このロスチャと原子力に対する考えは、自分は今も変わっていない。

放射性物質だだ漏れなんて、後遺症が残る不細工な手法は、ロックフェラーだからであって、昔のロスチャなら、こんな反逆も許さなかっただろう。

本当の支配者だったら、もっとさっぱりとした手法を使う。

力というものは、そういうものだ。

人類史より長い間残る放射性物質をばら撒くなんて、支配する側としても馬鹿のやることだ。

 

ロスチャも大戦から半世紀以上、後継ぎは血縁のボンボンばかりだから、こんな反原子力をさせても、反撃も出来ない。

逆に、石油と戦争屋のロックフェラーは、力と経済の本質さえ見えず、こんな不細工な手法をして、今現在も、日本で「欧州への脅し」を実演させて見せているわけ。

 

 

さて、ドルというアメリカは、他の基軸通貨を生み出さないようにしながら「自分の風船割っていく段階」に、ならなきゃならない。

その整理の中で「新通貨の発行」もありえるんじゃないか、というか、その手法しかないんじゃないかってこと。

そして、欧州は、今までのドル体制以上のアメリカ支配の強制を許すか?対立するか?で、大きく変わってくるのだということ。

 

その脅しの演出に利用させられている日本は、それによって「何が起きるか」が変わる。

過激であれば勝てると思ってるアメリカに「欧州がどうするか?」でね。

 

 

それが、今年の話。

 

 

日本は、たぶん脅しに使われるのは間違いなさそうなので、「同じ手法だとマンネリする」という意味もあわせて、「次の脅しがもしあるのなら、たぶん飛行機のからんだやつ」と、自分は予想するよ。

 

今年は飛行機に気をつけよう!!

 

(中略) 

 


 あ、今、日本で行われている増税というデフレ推進は、個人には「風船に触らせない」という意味もある。

デフレを推進すればハイパーインフレという、信用崩壊は後伸ばしが出来る。

そういう意味でもある。「・・・だから円を通貨発行して悪いことができる。」というオマケもつくけど。

 

信用崩壊の延命策。

しかしアメリカが実際にアクションを起こすとなると、それは「日本には」必ず誘爆する。

アメロなり、計画的にアメリカが貯まった風船を整理していくという手法を取るとしてもね。

 

つまり、以前からあげていた「2012年、今年度以内の日本経済の崩壊の露呈=あきらめ」は十二分にあると思う。

別に株価の暴落はなくても十分あるよ。

風船という「信用という空気」を壊さず、TPPと同じように「物質支配」の方式の強化、つまり日本をお買い上げするために、株価はむしろ一番最後に落とすかもよ?

 

それは、株価は維持されるけど、朝起きたら物価が数倍になってるとかね。

そういう状況はいつ生まれるのかも考えておくといいかもしれない。

 

 

日本経済の崩壊の露呈。

 

長年の野党から政権交代したら、政権交代前までのライバル政党についての責任を一切無視して、がんばる一番のことが「増税」である。

これを不思議に思わない人間のほうが多いらしいので(ぉぃ)、正直、「ゆでがえる」という比喩があるが、日本人をカエルに例えるのは、カエルに失礼だとさえ思い始めた今日この頃である。

 

いい加減、借金=積もった信用は崩すしかないというのは、誰もが気づきそうなもんだが。

いや、みな気づいてるのに何も「しない」、「させない」だけか。

ドルと連鎖して、誘爆「する」「させられる」、そして、そこらへんの話は、そういうサジ加減だけの話である。覚悟はしておけ。

 

露呈という行為についも「する」「させない」だけというお話。

どこまで行っても、サジ加減。

 

 

本気でそろそろ、毎日、貯金から1円玉にして、アルミで保管をしといたほうがいいかもね?


「虚空と君のあいだに」より転載http://www.mkmogura.com/blog/2012/02/07/1047


by toranokodomo | 2012-07-15 09:10 | 指定なし  

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