「ちょんまげ」の話し
梅原猛さんによれば、
「ちょんまげ」は、鳥のとさかである。と云います。
同じく、振袖の長い袖の部分は、鳥の羽なんだそう。
遠い遠いその昔、
米作りとともに伝わった、鳥を崇拝する信仰が、
そういう風俗となって、伝わっているのだそうです。
そういえば、
青い空を見て大きい雲を見て、美しいと思う日本人。
大空を渡る鳥たちを見て、じっと見続ける日本人。
無意識のうちに、それを肯定する私がいます。
欧米の人には、雲が好き、白い雲が美しい!?
何、それ??? という感覚らしい。
えっ、人類共通の価値観ちゃうの?って、
それを聞いたとき、少し驚いた記憶があります。
「白鳥は哀しからずや空の青
海のあをにもそまずただようふ」若山牧水
この短歌には、なぜだか心がふるえます。
それは、「鳥の詩」だからだと思います。
皆さんは、いかがでしょう?
ぷるぷるぷるって、ふるえますか?
記:とらのこども
ちなみに神社の鳥居は、結界です。
この話しは、また後日、ご紹介したいと思います。
by toranokodomo | 2014-01-20 20:30 | 日本の歴史