言の葉(アイヌ語にみる原意)
言葉は、単語(語彙)、そして文法と音韻の変化などが
あるけれども、分子、原子のような語根があるようだ。
それぞれの語源、語根を遡るっていくと、アイヌの言葉に、
「原日本語」の原意がよく残っているそうですね。
たとえば、「カ」という言葉の原意は、
「上」のほうという意味があるそうだ。
髪は上のほうの身(肉)という意味だし、
「頭(こうべ)」もそう、
「傘」のかも、さも、上のほうを指すらしい。
「神様」のカミもそう、上のほうを意味するらしい。
「かんざし」、「冠(かんむり)」なども同じです。
言葉の原意、原子のような大元の意味があるってのは、
当たり前といえば当たり前。不思議といえば不思議。
そういう原意は、きっと深層の心のなかに
ちゃあんと残っているんでしょうね。
聞けば、ふしぎと納得してしまうから。。。
記:とらのこども
by toranokodomo | 2012-06-02 21:07 | 指定なし