転載 「社会保障より道徳教育」

社会保障より道徳教育 立命館大フェロー・加地伸行

http://www.sankei.com/life/news/141130/lif1411300018-n1.html

 バスに乗っていたときのできごと。十数人ぐらいか、保育所の子供たちが乗ってきた。引率の保育士から教えられたのであろう、座席には座らず、ずっと立っていた。もちろん、手はいろいろな物にすがっていたのであるが、バスが揺れると大きく体が動く。保育士たちが注意の声をかけていた。

 そのとき、ある老女性が大声で「あ痛(いた)! ヒールで踏まれた」と叫んだ。どうやら保育士に足を踏まれたようである。

 その保育士は何度もすみませんと言って謝っていた。しかし、保育士はゴム底の運動靴を履いており、仮に踏まれたとしても、革靴のヒールほどの痛さはあるまい。それに揺れたときの話であり、わざと踏んだわけではない。幼児たちはよく訓練されており、立ってよろよろしながらも行儀よく友だち同士で助け合っていた。

 痛いとわめいた老女性は着席していた。その顔つきは、その心と同じく、大人げない、エゴむき出しであった。

世間ではよく言う、老人を大切にし、労(いたわ)れ、と。その言や良し-しかし、それはあくまでも一般論であって、世にはどうしようもないつまらない老人がいることも事実である。にもかかわらず、〈老人の特権〉は当然と思っているので、困る。同じ老人としての私からは言いにくいことなのだが。

 世には老人エゴが横行している。大した病気でもないのに病院通いして、社会保障における医療費を増やしている。受け取る年金額に対してこれでは生活ができないと不満。しかし年金はあくまで補助なのであって、自分の老後は自力でいろいろな形で準備しておくのが筋。

 老人には働く場所がないと言うが、それはおかしい。たとい月に1万円でも2万円でもいい、働ける場所を求めるならば、必ずある。じっと座って年金だけで暮らすというのは、安易であり、健康的でない。

 遊んでいる不平不満老人に必要なのは、社会保障よりも道徳教育ではあるまいか。義務教育において、やがて教科としての「道徳」が登場する。とすればそれを受講させてはどうか。

すなわち、閑居老人が小学校に再入学するという案である。

 これは楽しいではないか。教科は、道徳のみならず、なんでもほぼ分かる。学校が楽しくなる。昔はいやだった人でも。

 そして空き時間には同級生の少年少女に勉強を教えることもできる。運動会、文化祭、遠足-楽しいではないか。

 経験がある人は、クラブ活動における指導ができるし、また担任の手助けもできる。

 老人を若干の日当でそういうふうに生かせる再入学制を文科省は考えてはどうか。政治家も政策の一つとして選挙公約の中に入れてもいいのではないか。

 老人を再教育しつつ、同時に教員の助手、学校の要員として遇することである。老人をほったらかしにしているから、いろいろと問題を複雑にしているのである。『礼記(らいき)』大学篇(へん)に曰(いわ)く、「小人 閑居して(ひまにしていると)不善をなす」と。(かじ のぶゆき)


転載:「社会保障より道徳教育」 立命館大フェロー・加地伸行

http://www.sankei.com/life/news/141130/lif1411300018-n1.html

いつも、加地先生のご意見は、本当に素晴らしいと思います。
洞察に満ちているし、また慈愛にも満ちていると思います。
ほったらかしにされているたくさんの皆さんへ、光をあてるべきだと思います。
記:とらのこども



[PR]

# by toranokodomo | 2014-11-30 10:12  

「12月は、恋の季節」

b0314227_10272975.jpg
繁殖期(はんしょくき)とは、交尾をして子孫を残そうとする欲求が高まる限定的な時期のこと。
メス猫は、「季節性の多発情動物」と言われます。

「季節性」とは、季節に連動して繁殖期が訪れることを意味し、「多発情」とは1年の内に複数
回の発情期を迎えることを意味します。

メス猫は発情すると、交尾するまで鳴きつづけるといいます。 そして、春機発動(交尾の準備が
おわった)オス猫と出会い、交尾をして妊娠します。

人間は、動物としては1年中交尾が可能ですが、やはり季節性というものがあるような気がします。
ネコの場合、メス猫の発情に合わせて、オス猫もメス猫の発情にあわせて、男性ホルモンの一種で
あるテストステロン濃度が体内で上昇し、他のオス猫に対する攻撃性が増すといいます。

人間もまた同じで、女性の発情(恋人をもとめる気持ち)にあわせて、その気持ちを受け入れて、
交尾(人の場合は、まぐわい)のための準備、高まりを迎えるはずです。

12月は、クリスマスがあります。12月は冬の寒さに向かう季節ですから、無意識のうちに温かさ
を求めるのだと思います。温かさとは、人のぬくもり、食べ物のあたたかさ、寝る場所の暖かさ。
すべてを総合して、居心地のいい、自分の住家(すみか)を求めるのでしょう。

12月は恋の季節です。女性は、自分をあたたかく包んでくれる異性を無意識に求める。
男性も、ちゃんと春機発動して、女性を迎え入れ、心をこめて包み込まねばならないと思います。

そして、こころを通わせ、食事とともにし、夜をともに超えて、家族になるのがいいんです。
神様がいっしょにご飯を食べなさいと言ったから、ぼくたちは家族になった。それがいいんです。

まぐわいは、ま:目、ぐわい:交わす、が原意ですから、視線を交わし、心をかよわせ、からだを
かさねて、すべてをあたたかく包み込む。そういう抱擁するここをが大切です。

みんな、幸せになってほしい。

神さんも言うてます。産めよ、ふえよ、地に満ちよと。
それこそ、クリスマスにふさわしい。

記:とらのこども




[PR]

# by toranokodomo | 2014-11-29 10:28 | 恋愛、女性  

年末近し。同窓会を画策中。。。

11月ともなれば、クリスマスが近い!!って感覚はないんですけど、
年末が近いなあと、ばくぜんと思います。なぜだか、師走気分になってきつつあります。

家でも話題は、年末年始の家族旅行とか、お節料理をどうしよう。などなど。
会社でも、そろそろ忘年会の予定を立てる時期になってきたかなと思ったりしますね。

さてさて、そういう忙しい時期やというのに、
母校、高松高専の在阪同級生を誘い合わせて、プチ同窓会を画策中であります。

どうせなら、一泊旅行がいいわと、鳥羽&伊勢へ的矢牡蠣を食べに行こう!!と思って
ます。牡蠣食べ放題、刺身の山盛り、飲み放題の旅行です。

あっちこっちへ電話をして、メイルをして、
現在、3名の参加が確定。ほかに2名を誘っているところです。

さてさて、どうなるでしょう。
どうなってもぜんぜんかまわへんねんけど、わくわくドキドキ愉しみです。

記:とらのこども



[PR]

# by toranokodomo | 2014-11-12 22:00 | 旅行の話し  

秋の夕日を見に行こう!!

b0314227_2151359.jpg


秋は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、

烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、

飛び急ぐさへあはれなり。

まいて雁などの連ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。

日入り果てて、風の音、虫の音など、

はたいふべきにあらず。


デートで、夕日を見に出かけましょう。

もちろん、夕日が沈めば真っ暗になります。


それがいいんです。それでいいんです。

ぜひ、美味しいものを食べて、秋を満喫しましょう。


秋は夕暮れ、冬はつとめて。

暮れなずむ景色とともに、こころも動くもんです。。


記:とらのこども




[PR]

# by toranokodomo | 2014-11-04 21:59 | 写真  

初冠雪

夏山だと思っていたのに、雪をいただくと、ああ、もう冬山なんだと思ってしまう。
富士山にも雪が降り、あの御嶽山にも雪が降った。初冠雪だ。

わが金剛山も、たぶんあと1か月で初雪になるのだろうと思う。
紅葉で金色の光りに包まれて山頂を目指す道が、同じ道なのに、白くかがやく道になる。

なんと不思議。同じ場所、同じルートのはずなのに、
違う場所、知らないルートになったかのような錯覚がある。

雪とは、そういう存在なんやなと思う。
それはまるで、少女が、大人になるようなもんか。化粧(化生)なのだと思う。

記:とらのこども
b0314227_23331614.png
[PR]

# by toranokodomo | 2014-10-16 23:39 | 山登り