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再掲 「日ロ関係最大の障害がなくなった???」

ロシア政治経済ジャーナル No.974 2013/10/22

★日ロ関係最大の障害がなくなった???


http://archive.mag2.com/0000012950/20131022020000001.html





どうも、日ロ関係は、よい方向に動き出したようです。



▼プーチン、平和条約締結に意欲



ちょっと古い話ですが。



インドネシアで開かれたAPECサミット(10月5~7日)に参加

していたプーチンは、日ロ関係についてこんなことをいいま

した。



<(日ロの)貿易関係は、発展している。



貿易はずっと増えている。



貿易が減っている国もあるが、日本との貿易は増えている。>



<エネルギー分野で、たくさんのよいプロジェクトがある。



日本の液化天然ガスの10%はロシアが供給している。



ウラジオストックに工場を建て、供給をさらに増やしていく。>



<日本は、その他の分野にも興味をしめしている。



極東でもロシアの欧州地域でも、機械分野の協力は発展している。



私たちはハイテク分野でも協力している。>



<これらすべてのことは、夢見るだけでなく、実際に平和条約締結

にむけて作業をすすめるための条件をつくりだしている。



(平和条約を締結するためには)「敵」というイメージではなく、



「友人」というイメージをつくらなければならない。



日本とは、それ(友人になること)が十分可能だ。>



▼変わる日ロ関係



日ロ関係は、ここ10年くらい、あまりよくありませんでした。



小泉さんの時代、「東シベリアパイプライン」で日ロ協力が進む

かと思われた。



しかし、小泉さんは中ロを切り、アメリカ一辺倒外交にしたので、

関係は悪くなりました。



05年ごろになると、米ロ新冷戦が激化。



ロシアは、「アメリカ一極支配体制」打倒のため、中国との同盟

を選択します。



そのため、ロシアにとって、中国 >>> 日本になってしまっ

た。



そして、08年。



アメリカは大好きでも、日本に全然関心のないメドベージェフ

が大統領になり、日ロ関係は悪化していきます。



メドは、北方領土を訪問し、日本国民を激怒させた。



こうして、日ロ関係は悪化しつづけていったのです。



しかし、親日のプーチンが大統領に返り咲き、かなり風向きが

変わってきたようです。



しかも、今回は「行くのでは?!」という期待が、かなりもてま

す。



なぜ?



▼アメリカの変化



なんやかんやいっても、日ロ関係の発展を邪魔していたのは

アメリカでした。



アメリカは、金づるの日本が、反米の急先鋒ロシアとひっつい

たら困るのです。



ところが最近は、安倍さんとプーチンが仲良くしても、アメリカが

妨害している様子はありません。



なぜ?



安倍さんは、TPPを見てもわかりますが、結局「アメリカに従順

なのだろう」と思えます。



まあ、「中国に従順だった」小鳩よりも全然マシですが。



ということは、日ロ関係が改善されているのは、「アメリカがO

Kを出したのでは?」と思えるわけです。



なぜ?



アメリカは、反日親中の財務省、親日反中の国防総省、いっ

たりきたりの国務省とわかれています。



そして、アメリカの反中勢力は、「中国包囲網」を形成しようと

している。



日本、オーストラリア、インド、東南アジア諸国などなど。



ところがこの包囲網には、「穴」がある。



米中対立が激しくなったと仮定しましょう。



アメリカは、中東から中国への原油の流れをカットし、かつて

日本を「ABCD包囲網」で破滅に追い込んだ作戦をすることが

できます。



しかし、中国は、陸続きの資源超大国ロシアから、原油、天然

ガスを供給してもらうことができる。



逆にいえば、「中ロ分裂に成功すれば、『中国包囲網』は完全

に近づく」。



(ロシアが中国から離れれば、中央アジアの資源大国カザフス

タンなども、ロシアにつづくであろう。)



ところが、プーチンは、アメリカが大嫌い。



「アメリカの一極世界をぶち壊したる!」と決意している。



だから、アメリカがロシアを懐柔するのは難しい。



それでアメリカは、「日本とロシアの和解を許した」のではない

でしょうか?



「日本を使って、ロシアを反中包囲網にひきずりこめ!」



この作戦、私のファンタジーではなく、世界3大戦略家のルト

ワックさんが書いているのです。



ルトワックさんは、「日本の役割」について、こう断言します。



<日本はロシアを反中国同盟に参加させることに関しては、



他のどの国よりもはるかに多くのカードをもっている。>



詳しく知りたい方は、こちらをご一読ください。



●自滅する中国



(詳細は→ http://tinyurl.com/l2f87d6



というわけで、「アメリカから許可が出た」。



日ロ関係、今度こそは進展が望めそうになってきました。



これは、「中国に尖閣、沖縄侵略をあきらめさせるため」に

決定的な意味を持ちます。



安倍総理、よろしくお願いします!!!


 


ロシア政治経済ジャーナル No.974 2013/10/22

★日ロ関係最大の障害がなくなった???

http://archive.mag2.com/0000012950/20131022020000001.html

 


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by toranokodomo | 2013-10-26 06:20 | ロシア