カテゴリ:本の話し( 11 )

 

深美意識の時代へ

次の世代は、深層民主主義の時代となる。

深層民主主義では、次のような問いかけが重要となる。



何か興味深いことに気付いている人は居るだろうか?
ここは、どんな感じがするだろうか?


ほとんど気付くことのない何かを夢見ている人はいるだろうか?

大地の「霊」は何と言っているだろうか?
他にどんな「霊」が存在しているだろうか?

あなたは何を感じているだろうか?
誰が心地良く、誰が心地良くないと感じているだろうか?


若い世代とふれあう人は、ぜひご一読を。


きっと大切なヒントを、この本が教えてくれると思います。

天外伺朗 「深美意識の時代へ」より


http://kobe-haricure.net/book/b109.htm


 


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by toranokodomo | 2014-05-03 18:22 | 本の話し  

「ひどいところ」

「ひどいところ」

2014/03/17 22:31

 

「ひどいところなんだよ。。。」

 

兄は言う。

 

「本当にひどいところなんだ。嘘じゃない。

 

おまえなんかたえられないよ。」

 

泣いている。

 

昔からこの人はそうだった。

 

やさしくてどうしようもない。

 

思い出したところで目がさめる。

 

泣いていたのは、私だった。

 

体液をしぼるだけ、しぼって、

 

私の髪はぐっしょり濡れている。

 

兄は、もうこの世にはいない。

 

自ら命を絶ったのだ。

 

いつも、私が死ぬことばかりを考えているので

 

兄は夢にあらわれてくれたのだと思う。

 

「平金魚さん」


以上は、てのひら怪談。ビーケーワン怪談大賞の

傑作選です。ポプラ社。1200円。面白いです!!

1冊に、約80篇もの怪談が掲載されてて読み応えあり。



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by toranokodomo | 2014-03-18 06:45 | 本の話し  

書評 : 『歴史小説の罠 司馬遼太郎、半藤一利、村上春樹』

◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 あの胡散臭い司馬史観の毒にそまった村上春樹よ

  一刻も早く司馬史観の呪縛から脱却せよ、さもなくば。。。


http://melma.com/backnumber_45206_5949298/



   ♪

福井雄三『歴史小説の罠 司馬遼太郎、半藤一利、村上春樹』(総和社)

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 日清、日露の戦いはよかったが、あの「太平洋戦争」は愚かだった。

 乃木将軍は愚将、殉死は無駄死にだ。

 徳川慶喜と勝海舟が日本を救った等々。

 後世の浅智恵によって数々の暴言を吐いて歴史をこねくり回した司馬遼太郎は、なぜかいまも広く読まれている。左翼が壊滅せず、朝日新聞がまだしぶとく生き残っていることと同じかも知れない。

 司馬遼太郎は戦後精神史の空白にそっと入り込んで有害な思想をまき散らして悪影響をいまも若い世代にあたえている。読者が左翼だけでないことが、保守論壇においても、司馬批判を複雑なものとしてきた。谷沢栄一などは司馬を褒めちぎっていた。

 司馬史観の根幹にあるのは自分だけの狭量な思いこみである。




 福井氏は簡潔にこういう。

 「視点が限定されてしまっていて、世界史的な座標軸の視座から、客観的に(歴史を)眺める姿勢が欠落しているのだ。小さなコップの中で水が波たち騒ぐように、彼の思考回路は」(中略)「空回りしている」。




 そして次のように付け加えられる。




 「もう一つの特徴は、結果を前提とした、逆立ちした歴史認識の傾向が強い」。それゆえに「昭和の日本イコール悪玉、という図式で固定してしまっている」




 こうして司馬の奔放すぎて出鱈目がまかり通るわけだが、いまの日本の出版界において、まだ売れ続ける作家への批判はタブーであり、朝日新聞はともかくとしても、産経新聞や文藝春秋でも司馬批判がなぜかタブーに近いのである。わずかに中央公論が司馬批判をのせたことがあるが、それも一、二回でおしまいとなった。いま自由自在の司馬史観批評は「WILL」など僅かのメディアしかなされない。




そればかりではない。司馬の残滓が幽霊の如く、亜流をうみ、その毒はまだ日本の文壇を覆っている。その典型が半藤一利とムラカミハルキである。とくに文春は半藤や立花隆など亜流の歴史家を頻繁に用いはじめてから部数が激減しているが、この先どうするのか。




 生前すでに司馬への痛罵は多くあった。




 吉川英治は「ペダンチックなわざとらしい『学識』が鼻持ちならない。奇想なロマンでいくならそれでよし。だがこの作者(司馬)の場合、これみよがしの考証・引用が学者じみて邪魔である」。

 小島政二郎は「司馬遼太郎が、大きな嘘のうまいことは、吉川英治などはるかに及ばない」




 福田恒存も司馬の胡散臭い歴史観を鋭く揶揄したが、三島由紀夫ともなると、「乱世史観」などあり得ないとして、司馬をまったく相手にしなかった。




 評者(宮崎)に言わしめれば、司馬遼太郎とは「悪質な歴史の講釈師」である。



 さて司馬遼太郎批判を既に二冊、詳細な批評を上梓された福井雄三・東京国際大学教授、この新著もいたるところで的確な批判を展開されている。




 徳川慶喜が英雄の列にはいるのは許せないし、勝海舟とは「胡散臭い」という福井教授の総括に賛成である。




徳川慶喜の優柔不断が日本を分裂させ奥羽列藩同盟の悲劇を産んだ。会津の物語がNHK大河ドラマとなって名誉回復されるまでに150年の歳月が流れた。




徳川の本拠地、岡崎の大樹寺には徳川歴代の位牌が置かれているが、徳川慶喜だけは「行方不明」という名目で台座しかない。そうだ。それが徳川宗家の慶喜への評価である。ところが司馬は慶喜を高く誉めあげた。




ともかく司馬批判を通して日本の近現代を総括できる副作用もあり、本書は有益である。


 


 あの胡散臭い司馬史観の毒にそまった村上春樹よ

  一刻も早く司馬史観の呪縛から脱却せよ、さもなくば。。。


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by toranokodomo | 2013-12-20 07:14 | 本の話し  

女が笑うとき(そのココロは!?)

芥川龍之介 「手巾」


という短編がある。そのなかにこういう話しが出てくる。


 


息子を病死させた婦人が息子の大学の先生を訪れる。


そしてつつましく静かに、落ち着いた口調で息子の死を


告げるのである。大学教授は婦人の態度が平静なのに


内心驚きを感じながら話しをしているうちに何かの拍子


で団扇が手をすべって床に落ちた。それを拾おうとして


下を向くと、夫人の膝のうえの手巾を持った手が激しく


震えていた。その手は震えながら手巾を裂かんばかりに


握っている。


 


。。。。婦人は顔でこそ笑っているが、実はさっきから


全身で泣いていたのである。


 


芥川龍之介はその手の震えに、日本の女の悲しみの


表現を見たが、この頃は手もふるえず、ハンカチも握り


しめず、軽やかに笑う人が多いのではないか。


 


泣くべき時に泣かずに笑う。しかしその笑いは、いう


ならば絶望の果ての孤独の笑いとも言うべき笑いなの


ではないか。


 


以上は、「女が笑うとき」 佐藤愛子先生


 


男たるもの、女性には心から笑える場所を提供せねば


ならぬとともに、泣くときには素直に泣けるように、抱擁


する大きさを持たねばならないと思う。


 


記:とらのこども


 


 


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by toranokodomo | 2013-09-25 07:33 | 本の話し  

夏に奏でる僕らの詩

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これ、実はゲームです。


夏休み、九重遥は、五彩島(いつつあやのしま)の叔父の家に住み、毎日のように海で泳いで暮らしていた。心に棘のように引っかかっているのは、5年前に幼なじみ仲間の「ゲーム」中に海で行方不明になってしまった女の子のこと。そして夏休み、5年ぶりに再会した仲間達と共に、それぞれの想いを奏でる夏が動き出す…。


 


夏に起きる、出会い、できごと、そして、思い出。。


子どもらに、素晴らしい夏を過ごしてもらいたいです。


 


何もできないけど、笑顔でいってらっしゃい!って送り出し、


あとは、無事に帰ってこいーーって祈るのみ。


 


記:とらのこども


 


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by toranokodomo | 2013-08-03 08:40 | 本の話し  

転載 「書評:鍛冶俊樹『領土の常識』」

鍛冶俊樹『領土の常識』(角川ONEテーマ21新書)

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http://melma.com/backnumber_45206_5860459/



軍事評論家として活躍する鍛冶俊樹氏が『国防の常識』に続く第2弾を上

梓された。



領土をめぐる歴史がぎっしりと濃縮されて、しかも日本の北方領土、竹島

のみならず、世界史的に地政学的視野から世界各地の領土問題を展望する

野心的な著作となった。



『日本の常識は世界の非常識』であることは言を俟たないが、竹島とて、

当時、海軍力で圧倒的に優位だった日本が竹島を奪回に行けば、すぐに解

決できた問題である。しかし『世界の常識』が通じないため、日本は軍事

力を行使しなかった。



尖閣は日本の領土であり、日中間に領土問題は存在しない。もし中国が攻

めてくれば、世界戦略上、沖縄を維持するアメリカが日本と共同して軍事

行動を起こさざるを得ないというのが中国にも通じる世界の常識、しかし

日本は「ない」ものを「ある」という中国側の言い分を大声で代弁する人

がいる。



南京大虐殺はなかった。「ある」と言っているのは中国のプロパガンダ、

日本の精神を痛めつけ、二度と立ち上がれないようにする謀略の一環である。



吉田松陰は言った。



「日本が西洋列強に周囲を取り囲まれ、国内も侵されつつある状況に警鐘

を鳴らし、そもそも西洋が優位に立ったのは軍事技術が優れているからで

あるから、その技術を学び、軍事力を向上させるべしと論じた」(中略)



「地政学的な認識として、北海道以北を開拓し、カムチャッカ、オホーツ

ク海を領有し、沖縄を正規に日本に編入、朝鮮半島、満州、台湾、フィリ

ピンまでを日本の勢力範囲に収めよとの構想を示した」



ロシアのほうが早く行動にでた。



「沿海地方を獲得、ウラジオストックの建設が始まり、樺太へのロシア人

の入植も本格化した」(中略)明治「新政府は1875年、ようやくこの事態

に対応すべく北海道に屯田兵を置き、同年、樺太をロシアに引き渡して千

島列島を何とか確保した」。



けれども、これらの行動は後手後手の国家安全保障だったのである。吉田

松陰の先見性が、いまさらながら身にしみる。


 


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by toranokodomo | 2013-07-21 08:31 | 本の話し  

「本の紹介:人生のほんとう」

とらのこどもが読んでみたいと思ってピックアップしている

書籍をご紹介します。少し前の本ですが、概要を見て読んで

みたいなあと思った一冊です。





人生のほんとう  池田晶子[著]

46判上製・192頁・定価1260円(税込)/2006年6月刊行/ISBN:4-901510-40-1



大事なことを

正しく考えれば

惑わされない、

迷わない。




「常識」「社会」「年齢」「宗教」「魂」「存在」のテーマで行われた6つの連続講義。

生と世界の謎を探求する、明晰で感動的な人生論。





1.常識―生死について

処世訓よりずっと大事なこと/根本にある謎/人生を見直す視点/常識とは何か/当たり前を生きる強さ/なぜ生きて死ぬのか/存在の謎に気づく/見方が逆転する/人の死は悲しいのか/一期一会ということ/死ぬのに死なない/問うているのは誰か/人生の公式/言葉と定義/ライフプランという不自由/たかが人生という覚悟/覚めてみる夢/不可思議な構造



2.社会―その虚構を見抜く

「国家」はどこにあるか/「思い込み」と「作りごと」/戦争はなぜ最大の愚行か/社会と個人は対立しない/私は「日本人」ではない/お金というフィクション/会社のせいにはできない/血縁の考え方/親子の不思議/家族という虚構/「世間」とは何か/「皆」と「世論」/虚構と自覚して生きる/心理的な落とし穴/愛と孤独/理想の共同体/精神の革命



3.年齢―その味わい方

アンチ・エイジング/鶴亀だって年をとる/隠居・長老はどこへ消えた/「ピンピンコロリ」の矛盾/人生の皮肉/年齢の秘密/経験の意味/形而中の味わい/過去はどこにあるのか/物語化の欲望/中年期以降が楽しい/「時熟」の味/内省する習慣/合わせ鏡の構造/歴史が面白くなるわけ/意識の宇宙史/私はすでにボケている



4.宗教―人生の意味

宗教はいかがわしいか/真贋の見分け方/宗教を求める心理/一神教とは何か/神のパラドックス/一神教の限界/禅の面白さ/自分の意志では生きていない/「信じる」から「気がつく」へ/科学的般若心経の間違い/論理で語り得ないもの/救いとは何か/何ものでもないという原点/大安心とは/色即是空の意味/宗教はメタファーである/解脱に逢うては解脱を殺せ/お釈迦様は覚ったのか/一休さんの人生 



5.魂―自己性の謎

哲学の向こう側/私の嗜好はどこから来たか/魂のイメージ/心理学における魂/ユングの語り方/エゴとセルフ/「胡蝶の夢」/魂という宇宙/唯魂論/自我という錯覚/ヘラクレイトスの断片/科学的アニミズムの不気味/キャラクターの不思議/「運命は性格にあり」/俗流・亜流のつまらなさ/成功哲学は行き詰まる/輪廻転生という型/語りの二つの方向/カルマの物語に巻き込まれるな/実体ではなく関係性/元型としての神話/ピュタゴラスへの悪口/プラトンの苦心/物語を自覚する 



6.存在―人生とはなにか

人間が崩れてきた/ネット社会の悪弊/脳ブームと痴呆化/多勢に無勢/無意識とカタストロフ/自分さえ善ければ/「欲をかくな」/「時代精神」とは何か/現代の時代精神/不可知のX/語りのレベル/謎を生きている自覚/池田は死ぬが私は死なない/縁起と空/言葉は沈黙を伝える/死者の言葉/無への言葉/若い人は勘がいい/十七歳からの手紙/「メビウスの帯」/垂直的な精神/可能な限り深く味わう


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by toranokodomo | 2013-06-27 17:53 | 本の話し  

「運命からの自立」

自立とは何者か?




究極的には「運命からの自立」ということだ。



自分の場所、自分の環境、そうしたものは千差万別ではあろうけれども、

自立とは、なにものにも頼らず、自分の居場所を楽しめる精神の快活さのことだ。



例えば、ナチスの強制収用所に閉じ込められた人のなかでさえ、

過酷な現実のもとにあってなお、

 


有刺鉄線の下に咲く美しい花に心を寄せ、

曇りガラスをほの明るくする光を愛でた人がいた。



延命という観点で言えば、

将来を絶望視した人たちより、はるかに多く、このタイプは生き残った。



運命が過酷になるのは、希望を持たなくなったときからだろう。



希望さえ、抱き続けることができたなら、

人生で起こる大多数のできごとは、ちょっとだけ憂鬱なことに過ぎない。



まして不況とか、将来の不安なんてのは、強制収用所の過酷さとは比較にならない。

戦時というものは、厳しく、残酷なものだ。



 




自立は人生のうちで何度も訪れる。



最初は親からの自立。



帰属するものからの自立もある。

学歴を鼻にかけるタイプなら、肩書きも含め、一切のラベルから自立していない。



会社に己のすべてをかけてきた人なら、

組織依存から自立していない人がほとんどではないか?



流行をうらやましがる人、他人の成功をうらやましく思う人は、

精神の幼稚さから自立していない。



今、問われているのは、現実がどうなろうと、それに左右されないで

すっきり自分だけで立ち続けられるかどうかだ。



換言すると、一切の外的要因から自由になることだ。



運命からの自立とは、

自分の人生の主役は、あらゆる意味で自分だと腹をくくることである。

 


変化する環境に左右されず、自適になることだ。



悠々自適の自適だが、悠々でなくてもよい。



そう思えれば、ギャップなんてなんでもない。

 


環境の変化に伴い、不安になったり、落ち込んでしまうのは、

まったく自分が人生の主役になり得ていないということでなのだから。



運命に翻弄されない自分であれば、老後の人生であっても

ゆるぎない確信のもとに生きてゆけるはずだ。



透明なひかりのなかに、立っていられるはずだ。



弘兼憲史「俺たちの老いじたく」より。



 




  ときどき、はだかの自分の立場で、言葉をきちんと紡いで語るひとがいる。

  光り輝いて見える。自分もかくありたいものだと希求している。



  はだかには、なかなかなれないひともいる。

  そうした人も、一生懸命やってらっしゃるのがわかる。偉いなと思う。

 


  記:とらのこども

 


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by toranokodomo | 2013-05-30 17:21 | 本の話し  

ゴールデンウィークと言われても。。。

正直に言うと、GWと言われても、ぜんぜん心が躍りません。


 


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もちろん、単身赴任の身の上ゆえに、自宅へ戻るってのは


大歓迎で、とってもうれしいんです。


 


でも、GWだからと浮かれて「どこかへ行くぞー!!」という


気にはならないというだけです。混んでいるからなお更です。


 


アベノミクスという大きい勝負に出ている日本です。


円安を喜んでいますが、ドル建てでみれば、


 


会社も個人も、保有資産が25%目減りしたということです。


輸出商品の原価が25%下がるなら、給与も25%OFF。


 


これで経済が大きく復活し、税収も大きく回復しないならば


日本はおしまいよ、という崖っぷちと思って、


 


そうとう頑張らないといけない局面に差し掛かっているんだ


そう、思っています。これで売れなきゃお終いです。


 


交通事故やいろんな事件、いじめ、自殺、いろいろあります。


子どもが増えて明るいお宅もあるでしょうが、


 


平均的には、その逆ばかり。年寄りはますます歳を取って、


子どもは独身のままで、40代、50代を迎える。


 


そういうご家庭が多いと思えば、悲しくなってきます。


「未来の無い」悲しさです。


 


大いに働いて、大いに飲んで、歌って過ごした時代なんて、


帰ってくるはずありません。元気なお年寄りも幻想です。


 


そういう憂鬱な時代。それが今なんだと思います。


現実を直視して、これからに準備する必要があります。


 


一人一人が頑張ったとしても、


時代の大きな流れに、逆らえるはずもありません。


 


年金も、医療保険もあてにできません。まもなく破たんです。


だから、予防医療とか、民間医療的なものが大切です。


 


ぐちぐちと書いてしまいましたが、


そういう現実のままでいいんだとも思っています。


 


今、自分のいる場所があり、


今、家族や友人や同僚があり、仕事があるなら幸いです。


 


とにもかくにも、目の前の人を、大切に大切に大切にして


自分のできることをするだけなんですもん。


 


もろもろの雑事に追われつつ、日々を大切に過ごして


ああ、今日も一日が終わったと、晩酌をすればいいんです。


 


犬には犬の場所があり、役目があります。


人間様であれば、もっと大切な役目があり、責任がある。


 


生きているだけで100点満点。


宮沢賢治の「雨にも負けず」、の主人公のようになりたい。


 


記:とらのこども


 


 


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by toranokodomo | 2013-05-04 18:55 | 本の話し  

「ゆるされざるもの」

辻原登さんの小説で「許されざる者」という作品がある。



このなかで、主人公の夫人が質問を受ける。

質問をしたのは、戦争に旅立つ直前の凛々しい甥である。



「叔母さん、いま、しあわせですか?」



夫人はなんてことを聞くのだろうと思いつつ、今までの結婚生活を頭のなかで考える。

ぐるぐるぐると思考を巡らす。この子は、あのこと、このことを知ってるのだろうか。

そんなことも考える。いや、知っているはずはない。



しあわせなのですか、という問いを、

思いがけず、戦地に赴こうとしている甥から突きつけられて、



夫人ははじめて、

これまで一度も、結婚生活の幸不幸について自覚的でなかったことに気づいた。



でも、世間でおこなわれている結婚生活なんてみんなそんなものじゃないかしら?

とつぶやく。



だけど、わたしの別の選択が許されていたとしたら、

つまり、もし、結婚前にあの方と出会っていたら。。。。



夫人の心の動きは奇怪である。

彼女は、もしを過去という時間においているつもりだが、

じつは未来の中で考えているのである。



だからこそ、胸がこんなにときめくのだ。



(中略)

それに気づいたとたん、夫人はこれまでに抑えこまれていた

ひそかな願望を直視せざるを得なくなった。





  世界の不倫統計なるものが、本に出ている。

  それによると、最近1年間に良人以外の異性と性交渉を持った人は5%。


  世界平均。 いかがでしょう、多いですか?少ないですか?



  記:とらのこども


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by toranokodomo | 2011-09-06 18:47 | 本の話し