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本日、一番気になったニュースはこちらです。



~★~★~



■【働きがいのある会社1位】

【アメリカSAS】が目指すのは【安定した長期雇用】

http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-3967.html



本日(2013/11/05)の『三橋貴明の「新」日本経済新聞』の記事

「【藤井聡】雇用に関する興味深い記事」はとても面白かったです。





アメリカビジネス紙「フォーチュン」が発表する

「最も働きがいのある会社ベスト100」の2010年版で

グーグルなどを退けて1位となった会社は、



競争の激しい米国のソフトウェア会社【SAS】だそうです。







この企業の特徴が社員の安定雇用です。



警備員以外は全員「正社員」で長期雇用し、

年間の離職率は4%以下。。





素晴らしいですね!!





で、一方日本では、成長戦略として、



【解雇特区】、【雇用の流動化】を一生懸命やろうとしています。。。





そのうち、日本も

アメリカのような安定雇用を目指そう!!



ってなるかもですね。 悲しい話です。





あと、アメリカと言えば、



アメリカ文系学生の就職希望ランキング第一位は、



グーグル、アップルなどではなく、



NPO法人の【Teach for America】です。



全米の最優秀学生を、

教育が遅れている地域の小学校に2年間派遣して、教育の格差をなくすことを

目指しています。





優秀な学生が、全米各地の教育困難地域に安い給料で赴いているとのことです。





詳しくは拙ブログをご覧ください。↓



(拙ブログ参考)

●アメリカ文系学生の就職希望ランキング第一位は、NPO法人の【Teach for America】

http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-1697.html





さて、、、



安倍総理は、



「ウォール街から世間を席巻した、強欲を原動力とするような資本主義ではなく、

道義を重んじ、真の豊かさを知る、瑞穂の国の市場主義」



を目指す、と言われていましたが・・・





案外、アメリカ人の方が気づき始めているのかも知れませんね。



「瑞穂の国の市場主義」の方がいいのだと、、、







ということで、藤井聡先生の記事全文をどうぞ!!





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『三橋貴明の「新」日本経済新聞』 2013/11/05





【藤井聡】雇用に関する興味深い記事

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/11/05/fujii-62/



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FROM 藤井聡@京都大学大学院教授







国会では今,様々な論点が議論されています.



そんな中で,今国会で注目されているのが,「特区」の構想です.



この特区構想はアベノミクス第三の矢の一つの具体的な取り組みとして構想されているものです.



アベノミクスの目的はもちろん,デフレ脱却.



今回の議論は,そのデフレ脱却を図るにあたっては内需の拡大が必要で有り,

そのためには,様々な「投資」が誘発されることが必要で有り,

そして,そんな「投資」を呼び込むための起爆剤として,

この特区が構想されている訳です.



言うまでもありませんが,国会という場所は,様々な意見がぶつかり合い,様々に議論していく場所です.



したがって,この特区構想についても,賛否両論含めた,様々な議論がなされています.



そんな中,この議論について,次の様な大変興味深い記事がありました.

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20131020/254790/?P=1



この記事では,アメリカのSASという統計ソフトの会社が紹介されています.

#ちなみに,このソフトウェア,筆者は若い頃,使い倒したソフトです.今はSPSSに寝返ってしまいましたが(笑).



SASは,あの自由の国,アメリカ,今回の特区構想においても大いに(少なくとも間接的には)参照されたであろう,あのアメリカの企業です.



が!



このSASという企業,何と「終身雇用」に近い雇用システムを掲げているようです.



で,「それによって」過酷な自由市場でのマーケット競争に打ち克つ競争力を獲得している,とのこと.



こういうことは,「企業の活力が奪われているのは,終身雇用的な日本型経営が,なぁなぁの怠惰な雰囲気を会社にもたらされてしまうからだ.雇用を流動化させることこそが,企業活力を増進し,市場を活性化するために必要なのだ!」的な意見を,反証する事例となっています.



が!



実を言いますと,このSASの事例の様な事が起こるのは,実証的にも,理論的にも当然のこととして,過去の研究の中で明らかにされている事なのです.



もう絶版になってしまいましたが,例えば下記書籍などに,そのあたりのことは詳しく書かれています.



http://amzn.to/171P7Es





ちなみに,この書籍の著者とは,当時よく一緒に議論したり共同研究したりしており,例えば,次の様な研究をやっていたりしました.



Forced commitment promotes attitudinal commitment and trust in an organization

http://www.union-services.com/shes/jhes-3.htm をご参照下さい)



この研究では,このタイトルの通り,



1)組織を重視して,少々強制的に組織運営をする組織(Forced Commitment)ほど,



2)メンバーはその組織に対する愛着(attitudinal commitment)を深めると共に,



3)そのリーダーは高い信頼(Trust)を得る事ができる,





ということをパネルデータで明らかにした研究です.



こういった研究は,一般に「組織心理学」と言われますが,何にしても,組織のパフォーマンスというのはそのメンバーの様々な愛着やコミットメントに大きく依存するものであって,そういった心的要因は,様々な要因に大きな影響を受けるものである....ということです.



ですから,SASを論じた上記記事での,筆者の主張というのは,至極真っ当な者である可能性が十分考えられる...と言う次第です.



で,こういった研究の全てが含意(imply)しているのは,



 「企業組織は生き物であって,

  そのパフォーマンス(あるいは,『競争力』)は,

  その組織の『活力』に依存している」



ということです.



ここに,その(集団的なレベルで想定される)組織的活力というものは,心理学的な個人レベルで想定される「愛着」「リーダーへの信頼」等と関連するもので,組織というものを一個の有機体と見なした際に感得されるものです.



もちろん,こういう心理学的,あるいは,社会学的な議論は,マクロ経済の視点に立てば,極めてミクロなもので,全体の無数にある企業の一部が活性化したところで,また,労働者の一部のやりがいなどが活性化しあっところで,マクロ経済全体に及ぼす影響は小さい,ということは避けられません.



しかし!



「雇用政策」というマクロな視点での政府の取り組みは,日本国内の全ての企業のあり方に,抜本的な影響を,長期にわたって及ぼすものです.



で,そういう「企業のあり方」は,それぞれの企業の「活力」に極めて大きな影響を与えることになるのです.



したがって,今回,国会で検討されている「雇用政策」,すなわち,「流動性を高める」,さらに言うなら,「Forced Commitmentを低下させる自由化の方針」が,組織愛着や組織への信頼,さらにはそれらを構成要素とする「組織の活力」にどの様な影響を与えているか,ということを考えることは,重要な論点の一つではないかと...思います.



是非とも,こうした指摘が存在することも含めた多様な論点を踏まえつつ,適正なご議論を国会の先生方にして頂くことを,心から祈念申し上げたいと思います.



PS

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(転載終了)

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以上です。



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by toranokodomo | 2013-11-06 19:53 | 仕事の話し  

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