再掲:素敵なぞうさんがあなたにも見えますように。。。

 ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね



 そうよ かあさんも ながいのよ



誰しも一度は口ずさんだことがあるでしょう、有名な童謡『ぞうさん』。



この歌には、こんなエピソードがあるそうです。



作詞者まどみちお氏は、戦後復員し、とある食品会社の守衛をしていました。


乏しい給料の中から、ある日7歳を迎える長男に、誕生日プレゼントを買って


やろうと思い立ちます。



二人連れ立って出かけていった先は、街のおもちゃ屋さん。


そこで長男が指差したものは『汽車』のプラモデルでした。


しかし、正札を見ると、当時のまどみちお氏の給料では、とても手が届かない


高価なものでした。親子はそれを、無言のうちに了解します。





父親は、息子にほしいものを買ってやれなかった不甲斐なさを

息子は、父親に無理な要求をしてしまった後悔を それぞれに感じ入りながら、


動物園に向かったのでした。





そうして、生まれた詩が『ぞうさん』です。



しかしその当時、動物園には象はいませんでした。



にも拘わらず、ともに悲しみを抱えた親子の目には、確かに象が見えたのです。


見えたばかりか、心を通い合わせたのです。



 ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね



 そうよ かあさんも ながいのよ




こうして見ると、この詩につまった優しさや温かさ、言い知れぬ哀切が感じられます。

『見えないものを見る目』とは、こういうことなのかなぁと思います。


 


記:とらのこども


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by toranokodomo | 2014-01-22 19:50 | 音楽の話し  

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