人気ブログランキング | 話題のタグを見る

スカートめくり

最近はそういうことをしてはいけない、ということになっているのだろう。

スカートめくりとか、女の子のお尻を指で突いた話しは聞いたことがない。



かつてはあった。

それも、毎日、毎日、盛大にやった。



時代の雰囲気というものだったと思うが、「オー、モーレツ!」とか「トイレット博士」、

「ハレンチ学園」などの漫画を読み漁り、同じことを学校でもせっせとしていた。



大好きなあの子が廊下を歩いている。

タタタッと近づいて、スカートをめいっぱいまくりあげる。

「キャー!」と彼女が叫ぶ。走って逃げる。



田舎の学校で木の廊下だったから、掃除の時間にはぞうきんがけをした。

また別の大好きな女の子がぞうきんがけをしている。



後ろから猛烈な勢いで追いかけて、ぶつかる。スカートをめくる。指でお尻を突いた。

「キャー!」と彼女が叫ぶ。ニヤニヤしてると、平手で頬を叩かれた。



そういう楽しい日々は永遠に続くと思われたが、

ある日、先生に名前を呼ばれ、教室の前にスカートめくりの男たちが整列。

お尻を思いっきり、叩かれた。



「あなたたち、スカートめくりは止めなさい!! とっても恥ずかしいことよ!」と。



さらに、ズボンも、パンツも下ろされて、クラスの全員に見せられた。

「スカートめくりは、あなたたちの生尻くらい恥ずかしいのよっ。」と先生は絶叫した。



ぼくたちは、先生が気違いのように叫んだのは、別に意に介さなかった。

その先生は、いつもそうだったから。



しかし、当時、番長らしき奴もいて、「じゃあ、止めるか。。。!」と仲間に言った。

それで、みんなで一斉にそうしたことを止めた。



スカートめくりしてた奴も、された女の子も、楽しくないわけではなかったと思う。

泣いた子にはホントに謝ったし、もうしなかった。

ビンタを返してくる子には、甘んじて叩かれた。



男でも、中にはズボンを脱がされて泣いている奴もいたし、

ケツを思いっきり突かれて悶絶したことも、幾度となくあったものである。



それなりの秩序があったのだ。



それで、どうしてそうなったか?

なんと、スカートめくりをされなかった女の子が、先生にいいつけに行っていた。



嫉妬というものは怖いものだ。そのときは分からなかったが、そういうことだった。

小学2年生のころの話しである。



記:とらのこども 
http://plaza.rakuten.co.jp/toranokodomo/





ps たかよちゃん、けいこちゃん、あけみちゃん。ごめんなさい!!

   でも、当時、好きだったし、今、思い出しても大好きです。

   海より深く反省してます。(へへ)


by toranokodomo | 2012-01-26 18:16 | 指定なし  

<< 普段の心構えが大事です。 結婚の誓い >>