「茶道の凄さ」
わたしが思う茶道の凄さは、季節感だと思います。
四季折々に咲く花を準備する茶道は凄い。
茶道をしている女性は、日本の季節そのものです。
特に、冬から夏へと、
立夏(5月5日の頃)の初風炉はいかにも風流。。。
盛夏には盛夏の、晩夏には晩夏の、
早秋には早秋の、爽秋には爽秋の、
装いがあり、花があり、菓子があり、
季節の空気そのものと、溶けて一体の茶道の女性。
その存在は、日本の無形文化財。
だから、茶道をする女性を、知らず知らず尊敬する。
敬う気持ちを、周囲もちゃあんと持つのでしょう。
和服の摺れる「シュッ」という音も、
炉の前の立ち居振る舞いも、大好きです。
もうすぐ、風炉もおわり。
かおり立つ、名残りの茶事ももうすぐですねえ。
炉に火が入り、ほんまの秋到来。
早よ早よと、
秋の草花も花の季節の順番待ちでしょうねえ。
記:とらのこども
でも、正座は苦手なんです。。。
でもでも、おうすは好き。菓子はもっと好き♪
by toranokodomo | 2011-09-19 21:28 | 日本の歴史