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歴史散策 : 神社と古墳と、御獄(うたき)の雰囲気

ルーツを知りたいというか、ただの知的好奇心なのか、
理由はともかく、むかしから歴史が好きなとらのこどもです。


この頃は、ネットサーフィンでいろんなサイトへ飛んで行き、
書籍紹介、発表論文、それから掲示板なども見ます。


とても面白く、いろいろな皆さんの意見を拝見しています。
でもやっぱり、これと思う書籍を買うのがいいですね。


ゆっくりじっくり読むことができます。


2年も前だと思いますが、夏休みのある日、子供と一緒に

近所の古墳と神社にぷらり散策に出かけました。


創立年代は不詳なんですが、境内に6世紀の古墳があって、
加賀国白山のご分霊を勧請した近郷無双の古社。


神社境内だけでなく直径10mの円墳石室も見学できます。


た、神社の1万坪の敷地全体が、おおきな円墳のように
なっていて、社の裏手をえっちら山頂まで行きました。


そうすると、古い木々のなかを抜けて、
太陽の差し込む直径7,8mほどの頂上に到着するんです。


なんともいえない静寂と、眩しい太陽の光。
まんまる広場が世間の喧騒とは遠く離れた雰囲気を漂わす。



「なんにもないじゃん!!」と子供が言います。


「なんにもないのが、いいんだよ」と答えます。


そこは、まさに御獄(うたき)の雰囲気なんです。
木々に囲まれた、日の差す広場。


白山宮の主祭神、ククリヒメの神は、その名の通りすべて
のものを括り結び合わせます、古語に産靈をムスビと言う
ように、すべてのものを産む力(生命力)です。

子供がそれを感じたかどうかはわかりません。
休日のちょっとした歴史散策でした。


記:とらのこども(2009,07記事の再掲)


 


 皆様もご近所の神社へ、ぷらりと行ってみてはいかがでしょう。
 何か感じるものがあると思います。とらのこどものお勧めです。




 


by toranokodomo | 2014-05-16 22:03 | 日本の歴史  

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