日本神話 その7 罪の原型

スサノオの罪は日本人の罪の観念の元となっている



日本人はかつて、日ごろそれとは気付かずに犯して

しまった罪や、身についた穢(けがれ)を取り除く

「大祓」(おおはらえ)という儀式を六月と十二月

の最後の日に行っていた。



その際に唱える祝詞(のりと)の中で、取り払わな

ければいけない罪は、天つ罪と国つ罪であるとされ

ている。



天つ罪には畦(あぜ)を壊すこと、溝を埋めること、

水路を壊すこと、人の田に棒を刺して奪うこと、

汚い物をまきちらすこと、馬の皮を生きたまま剥が

すことなどが含まれる。



国つ罪には、近親相カンや鳥や虫の災害などが挙げ

られている。



これらの罪のうち、天つ罪に含まれているものは、

高天原でのスサノオの乱暴と一致しており、スサノ

オの行いが罪の原型となっていることがわかる。


 


 


 


[PR]

by toranokodomo | 2011-07-16 20:39 | 日本の歴史  

<< 日本神話 その8 三種の神器 日本神話 その6 スサノオ >>